マストドン (Mastodon)がTwitterと違い日本では流行らないと思う4つの理由
マストドン(Mastodon)のこと、勘違いしてませんか?
当ブログの最初の記事がこれ。いきなり挑戦的な記事になってしまったが、Mastodonに将来性を感じるからこそ伝えたい! がんばれマストドン!!
のらりくライフのコアラ(@hotkoara_)です。 今回はニュースなどで話題になって、そろそろ注目度が下がり始めているマストドンが「日本では流行らないだろ!」と僕が思った理由をまとめています。 どのぐらい注目度が下がっているかというと…
なかなか残念な感じになってきてしまいました。
がんばれマストドン!!!
目次
そもそもマストドンって何?
そもそも「マストドンって何それ?美味しいの?」って方は一回調べてからこの記事読んでもらった方が分かるかもしれません。
もうGoogleやYahooで「マストドン SNS」とかで検索してもらえればたくさん基本的な情報は出てきます。
のらりくライフのコアラはそんな基本的なとこ触れません。
本当は出遅れ…
ともあれ、何もわかってない方のために、
このあたりの記事はざっと理解するのに良くまとまっていて参考になるんじゃないかな。
マストドンのメリットについて再確認
さて、改めてもう一度マストドンのメリットについて確認します。
- インスタンス毎に目的を分けられるから同じ目的の人とつながりやすい
- 広告が表示されない
- 最大500文字までツイートできる
- ツイート毎に公開/非公開を決められる
- 提供会社に依存しないSNS
このようにマストドンはTwitterと非常に似ており、よくTwitterと比較されて「次世代のTwitterだ!」などともてはやされていますが本当にそうでしょうか。
僕は疑問を感じずにはいられません。
この問題点こそが「マストドンがTwitterと違って日本で流行らない」と思う4つの理由です。
無視できないマストドンの問題点
マストドンのサーバー管理者の収益は?
TwitterとMastodonの大きな違いは運営している人の収益に関する部分です。
現在のMastodonは広告表示がないからメリットとされています。
Mastodonはサーバーを使ってインスタンスを立ち上げます。
広告表示がない無料媒体はそのサーバー代をその料金を払わなければいけないのです。
広告以外の収益化が見込めない場合にどこを収益のベースにするか考える必要があります。
マストドンのセキュリティは?
次にセキュリティに関してですが、こちらも色々と問題視されています。
これもTwitterとの大きな違いは運営者が様々な点です。
問題が起こった時、どれだけ対処するか。
信頼のおける企業が立ち上げているインスタンスならまだ可能性はありますが、
セキュリティ問題が発生した時に一個人に責任を負えるかには疑問が残ります。
サポート体制はどうなってるの?
こちらのブログでも少し触れていますが、データが消える可能性があるという問題があります。
これらもやはりサポート体制については信頼できる企業などのインスタンスならまだ安心かなというところですが、
企業側も独自のシステムがベースではないので、絶対に安心という訳にもいかないでしょう。
そもそもトゥート(ツイート)に500文字いる?
Twitterで文字が足りないと感じることは実はそんなに多くないような気がします。
特に日本では。
日本語は俳句の世界ですら想い・情景・季節・感情が伝えられる素晴らしい言語です。
たったの5,7,5で17文字です!
なおかつ、二字熟語や四字熟語といった短い文字数で伝える文化が日本にはあります。
これに対してTwitterの本場は英語圏。英語で半角なので34文字で何かを伝えようと思っても単語ごとに文字数が多い場合も多いので、文字数が足りなくなる傾向にあります。
実際、僕もカナダで生活をしていた際にTwitterをやっていましたが、全然文字数足りなかったw
特に学術的な単語を含めたツイートやリプライをする際は文字数を大量に使う可能性が高いです。
なので、500文字は英語圏では非常に意味のある違いかと思いますが日本ではその恩恵は受けづらいと思います。
実際マストドンのフィードを見ていて個人的には500文字書かれているトゥート(ツイート)を読む気になれないです。
まとめ
マストドンは発展途上なだけあって上記で触れた様々な問題を抱えていますし、総合的に見て、現状では日本で流行らないのではないかと思ってしまいます。
正直、ネットのライトユーザーには敷居が高い。
そもそもインスタンスとかサーバーとか馴染みがなさすぎるでしょうし。
一般に普及しなければ流行る要素は少ないでしょう。
ただ、インスタンス毎に趣味に特化したコミュニティの展開など、マストドンならではの「楽しみ方」のようなものはあると思います。
きっとインスタンスを個人でサーバーの知識がなくてもアプリひとつで立ち上げて、友達を招待できるようなサービスに昇華すれば化けるかもしれません。
その際にアカウントを自由に切り替えて、様々なインスタンスに自由に出入り出来たら面白そうとか思うんでけどね。
タイトルで流行らないとは言いましたが、上記のような問題点が解決して様々な用途で発展して人々の常用ツールになる可能性は全然あると思います。